トレーナーもセラピストもビジネス知識が必要

2022/03/28

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今回の内容は2021年11月14日に配信した内容となります。


こんにちは、ミナミです。


10日(本当は9日からだったけど)からの東京出張も、明日早朝からの打ち合わせを終えたらフィニッシュ。今回も色んなこと、色んな人と会って非常に良い出張となりました。


最近は自分自身の考え方の変化を自覚するところが多々あり、以前から「学習を辞めたトレーナーは廃業した方がいい」という考えのもと、もっともっと学習をするべき、という主張を繰り返してきていました。


もちろん、学習を続けること自体はトレーナーであろうがセラピストであろうが、クライアントの健康を預かる指導者としてそれは必須要件として続けるべきで、その主張自体に変化は無し。頑張って勉強しましょう。


じゃあ、そうなってくると自然と課題として出てくるのは、そうやって頑張って勉強している人たちのキャリアは一体どうなってくるのかってゆう。


もちろん、どこかの店舗に就職することは一つ。いきなり自分で店を始めちゃったり起業しちゃうのも一つ。


で、そこで1人のビジネスマンとしてどうして行くかっていうのはどの人にとっても課題で、なぜなら僕らはどこまで行っても「人気商売」だから。結局クライアントは人に付く。


で、そのためには人体の知識を深めるだけでは中々難しい。そこにはビジネススキルが必要になってくるけど、僕らみたいな専門職でそこに時間を割いて一から勉強するっていうのはちょっと難しいのかなとも思う。


というのは別に勘でそういうことを言っているわけではなくて、実際にそんな相談を週に2-3人はオンラインで受けるし、今回の東京出張でも6人くらい、人によって30分くらいしか時間取れない人もいたりするんだけど、とにかくそのあたりで悩んでる人が多いことが分かる。


何で僕にその相談が来るのかっていうのは、それは理由は分かり切ってて、やっぱり僕の経歴にあるんだと思う。元々営業やらマーケ関連の会社をやってて、経営者歴も15年くらいあって、現役でトレーナーで、複数の専門学校の講師をやってる人っていうのは、多分業界に僕だけなんじゃないかな。そりゃある程度は色んな相談にも答えられるよ。(経歴は年表見てくれれば大体分かります)


だから実は東京で一個オフィス持って、1カ月のうち1週間くらいは東京でそっち方面の仕事をしてもいいかなってずっと物件を探してたりするんだけど、これについてはどうせやるんでその時に。


いずれにしても、このままいくとこの業界は変な方向に行きかねない。6~7年前くらいに死ぬほど流行った情報商材業界のような匂いがしてきた感じがする。その方向にだけは向かわせちゃいけないっていうのは、業界のトップ層では意見が一致しているところで、僕も完全に同意。


だから、僕は僕の立場で、ある意味各所の第三者から認められて講師をやっている身としてはその啓発をしていかないといけないと思っている。と、同時に知識を獲得した後、彼らがどうそれを活かしていくべきか。ここについてはまだ模索が続くけど僕も色んな手を打つ。


とにかく、下手するとクライアントの健康をマイナス方向に持っていく可能性もある業界にいる身として、「本物の知識」を届けていきたいと思うのは変わらず、それに加えて少しでも人体の知識学習以外に目を向けないと、「投資しているつもりが全然回収できていない」ということになりかねない。


結局、僕が求められていることは自分のビジネスマンとしてのルーツに戻ることに不思議な縁を感じつつ、せっかく縁がある人たちに人体のことはもちろん、こういったビジネスの考え方も伝えていきたいと思う。


ミナミ